トマトの誘引が終わらへん・・・
露地トマトは明暗はっきり分かれたね~。
露地トマトの最大の課題はやはり梅雨をいかに乗り切るかだ。
4月下旬~5月はじめに定植した世界一と麗夏は斑点病ですっかすか。
一方5月下旬に最後に定植した強力米寿と世界一は元気そのもの。
要は梅雨を迎える頃に着果負担がガンガンかかっていると抵抗性が落ちて、病気にやられるというわけか・・・
うん、来年から露地トマトは4月に入ってから種まきして、5月下旬に定植するようにしよう。
さて、トマトはハウスも病気だらけの露地栽培もモリモリ収穫中なわけだが、やはり露地ものはハウスに比べると見た目がいまいちだ。風雨にさらされて傷がついたり、雑菌にやられて黒い染みがついたりでね。
でもね、肝心の味のほうは露地のほうが断然美味い気がする。
そりゃハウストマトでもベテランなら十分においしく作れるんだろうけどね・・・
青二才の俺の場合、ハウスのトマトは見た目もきれい、収量も多いしで普通に農協に出荷するんなら何の問題もないんだけど、
味の方は・・・なんというか、トマトの風味があんまり無くて、食感はジュルジュルしていて、酸味も少なくて、ほんのり甘いだけって感じかな・・・
一方露地トマトはまず肉質がしっかりしていて歯触りが良い。そして口に含んだ瞬間トマト特有の風味がフワッと鼻に抜ける感じでGOOD。そんなに甘味は感じないけど、酸味とのバランスが良い。
・・・って感じかな。
ちなみに比較しているのはどっちも麗夏。
肥料はどっちも自家製ボカシをやっているし、水加減は露地の方が梅雨だからビチャビチャで、ハウスの方は株元の敷き藁をのけると表面カラカラで少し掘るとしっとりしている程度だ。
トマトは水をやらん方がいいって何故か近所の人らは信じ込んでるけど、別に水加減だけでトマトの味が決まるわけじゃないみたいだ。(フルーツトマトは甘さを追求するから水切らないとだめだろうけど)
ということはやっぱり日照量の違いとか土壌微生物の違いか。
薄いビニール一枚でも日照量は結構違っているのかも。
そして乾燥しているハウスよりも水分豊富な露地の方が微生物が活発なのだろうか。
ま、露地でトマトもありですな。
天候のリスクが究極にデカい栽培法だけど、経費はハウスに比べりゃタダ同然やし、手間もハウスほどかからず、味も良い。
収量が少ない点は数でカバー。昔から言われているが、戦いは数なのだー
あん?トマトは甘くないとダメだぁ?砂糖でもかけて食ってろヴォケ!!
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